自分で浮気調査はハイリスク

尾行

夫や妻の浮気の証拠を取りたい方の中には「自分で浮気調査できるのではないか?」とお考えの方もいらっしゃるのではないかと思います。

確かにテレビドラマでの尾行シーンなどを見れば簡単にできそうですよね・・・。

試しにその辺を歩いている人を尾行してみたら、たぶんある程度は簡単に尾行できてしまうと思います。

しかし、これだけでは実際の探偵の浮気調査の尾行と同じとは言えません。

プロとして仕事をしている探偵からの意見としては、ご自身での尾行は失敗する可能性が極めて高く、リスクも大きいため避けた方が宜しいです。

なぜ失敗する可能性が高いのか

①尾行対象者である夫(妻)に顔・容姿を知られている。

②実際に仕事としての尾行の経験がない。

③尾行・撮影技術を身に着けていない。

仕事として尾行する場合、調査員(探偵)が尾行対象者に顔を知られていないというのは大前提となります。

尾行対象者に知られていない人間だからこそ、浮気の現場をおさえたり、長時間の尾行をしてもばれずに尾行できるのです。

肝心な場面でどのように張り込み撮影すれば良いのか、バレずに成功するのか?

プロの探偵は様々な状況で経験を積んでいます。

探偵ではない方がぶっつけ本番で全てを上手く行かせることができるとは思えません。

見失ったなどの失敗ならまだしも、証拠が撮れる前に尾行・張り込みがバレてしまうのは避けなければなりません。

なぜハイリスクなのか?

この点については、尾行が一度発覚すると「取り返しがつかない」からです。

大げさな言葉を使うと「ジ・エンド」に近い状況となります。

尾行というものはそもそも「相手が気づいていない」という状況があるからこそ上手く行きます。

尾行に気づき、自分が尾行されていないかどうか、常に周りを警戒しているような人に対しては、プロの探偵でも大人数で尾行を行わなければ成功できません。

それで尾行に成功したとしても、浮気相手と会うのをやめてしまったら肝心の証拠をとることができなくなります。

探偵が依頼を受けて通常の尾行を行うにはすでに取り返しのつかない状況になってしまうということです。

無警戒な時の状況と比較したら相当に大きな代償を払ってしまったことになります。