サレ夫、スル妻が増加しています
悲しき「サレ夫」
ネット上では浮気されている夫や浮気された夫は「サレ夫(サレオ)」、浮気をしている夫は「スル夫(スルオ)」と呼ばれています。
そして浮気をする妻は「スル妻」と呼ばれており、夫に浮気をされた妻については「サレ妻」と呼ばれています。
昨今の夫婦事情を探偵が考察した結果、統計学的に見ても断然、「サレ妻」が減ってきています。
これは「スル夫」が浮気、不倫できる環境が著しく厳しい状況になってしまったと言えるのかもしれません。
正直、男性が浮気、不倫するにはそれなりの資金と時間が必要です。
浮気に至るまでのプロセスにおいて、どうしても男性は金銭を費やしてしまいます。小遣いが制約されている夫にはなかなか不倫をすることは難しいのが現状なのです。
ところが「スル妻」には金銭的問題は殆どありません。
むしろ妻という立場で如何に夫に内緒で自由となれ、不倫相手とゆっくりと会う時間を作れるかが大きな問題なのです。
夫との生活が既に破綻、別居して離婚も秒読み状態であるのならともかく、不倫を楽しむ妻はできれば今の生活を壊さずに上手く立ち回り、不倫を継続したいと思っているのです。
そんな「スル妻」を持っている「サレ夫」こそ現代ではかわいそうな存在なのです。
「サレ夫」の特徴とは
SNS上ではそんな「サレ夫」を養護する声や逆に批判する声もいろいろと聞かれてきます。
妻の浮気を知った「サレ夫」は誰もがすぐに離婚を選択するかと思いきやそうではなく、離婚を選択しない夫も少なくないのが現代の風潮なのかもしれません。
妻の浮気を知ったとしても、妻に問いただしたり、追求する事はせずに「放っておく」「黙認する」「我慢する」といった声も聞かれているのです。
正直、男性としては信じがたい話なのですが少なくないというのです。
現在、セックスレスの夫婦が増加しており、夜の営みに辟易している夫もいるようです。
それこそセックスは家庭に持ち込まないという夫婦が増えてきており、妻の浮気に対しても容認しているのかもしれません。
「そんな馬鹿な!」とお思いになる人は当然多いかと思いますが、現実に増えてきていると言います。
世間体を重んじ、子供の将来のことを考え、夫婦とは名前ばかりの関係の夫婦も存在するのです。
「サレ夫」「スル妻」になる理由
全体的に夫婦共働きという家庭が増えた昨今、妻も夫以外の男性と接触する機会が多くなり、その為に夫以上に男性として魅力を感じてしまい、浮気に走る「スル妻」が多くなりました。
これは現実的にかなり増加している傾向であり「サレ夫」が急増しているのです。
「サレ夫」はどちらかというと堅実で将来を見据えて倹約家的な真面目なタイプの人が多いと言われています。
又、妻に対して信じて決して浮気をするとは夢にも思ってはおらず、出来る限り無駄遣いもせずに地道に働き続けている実直な真面目な性格の人に多いようです。
しかし、このタイプは反面、自分を犠牲にしていると思い込むタイプの人もおり、妻に対して感謝や愛情表現が上手くないと別の男性に妻の気持ちが行ってしまうケースも多く、結果的に「サレ夫」になってしまうとも言われています。
良かれと思っていた行動にも落とし穴があり、いつのまにか妻に浮気され、悲しき「サレ夫」となってしまうのだそうです。
「サレ夫」にならないためには妻に対して感謝と愛情をこよなく注ぐ努力をしていれば、妻が「スル妻」にならないはずです。