もしかして結婚詐欺かもしれない!? どうやって調査できる?

もしかして結婚詐欺かもしれない!? どうやって調査できる?

愛するパートナーと出会い、結婚が決まったとしたらそれはもう人生で最大の幸せを感じる瞬間ですよね。結婚式や新居の事、これからの生活や将来のことなどを考えると、さらに幸福感が得られるものです。
しかしちょっと待ってみてください。万が一にもそれが結婚詐欺ということは考えられないでしょうか。
大変失礼なことではありますが、新聞やニュースで報道されている結婚詐欺の被害はほんの一握りでしかなく、日常的に結婚詐欺が起こっているのは事実なのです。
そこで今回は、結婚詐欺を見抜く方法や調べる方法などについてご紹介していきます。

結婚詐欺の被害は多いって本当?

一昔前までは、結婚と言えば両親が持ってきたお見合いや職場での出会い、友人の紹介などで相手と巡り会うことが一般的でした。
しかし最近では男女の出会い方が多様化し、婚活アプリやマッチングアプリ、出会い系サイトなどネット上で気軽に出会いを求めることができるようになっています。真剣にかつ素早く出会いたいという方にはとても便利ですが、これを悪用して結婚詐欺を働く人も増えているのです。
そもそも婚活アプリなどは結婚を真剣に考えている人が集まっています。それはつまり、結婚詐欺師のターゲットが絞りやすいとも言えます。結婚に前向きであることをほのめかせ、プロの詐欺師の技で交際にまで発展させれば、あれよあれよと騙されてしまうのです。
結婚詐欺の被害にあった人は、ショックや相手を完全に嫌いになりきれないなどの理由で泣き寝入りしてしまうことも少なくありません。そのため、警察が認知している件数と実際に詐欺が起こっている件数は大きく異なるのです。
また、少し前までは女性の結婚詐欺師が男性を狙うというケースが多かったのですが、最近では男性の結婚詐欺師が女性を狙うという事件も増えています。結婚詐欺被害は男女問わず、日常にありふれているということを意識しておくことが大切なのです。

結婚詐欺の手口とは

結婚詐欺の手口は、結婚をすると匂わせておいて金銭を騙し取り、そのまま行方をくらましてしまうというものです。真剣に結婚をしたい人に対してプロポーズや甘い言葉をかけて騙し、お金を貸して欲しいなどと要求してくるのです。
要求された側は、「結婚のためなら仕方がない」「結婚をすれば同じ財布を握るのだから問題ない」「相手に嫌われたくない」など、いろいろな思いが頭をよぎり、ついお金を渡してしまうもの。これから結婚する相手だからと、借用書などを作成せずにまとまった金額を渡してしまうのです。
「親が病気になってしまって手術代が必要になった」「事業に失敗してお金がない」「結婚後の新居を購入する資金を折半したい」など、詐欺師が口にする理由はさまざまです。
もちろん要求してくるものがお金だけとは限りません。ブランド物のバッグやアクセサリー、婚約指輪などの物を要求してくるケースもあります。
結婚詐欺師は騙している相手に出せるだけのお金を出させ、すべて吸い尽くしたら行方をくらますというケースが多いので注意が必要です。

結婚詐欺を疑ったほうがよいケースとは

自宅に招いてくれない

結婚を考えている相手なのにも関わらず自宅に招いてくれないという場合は注意が必要です。もしかすると結婚詐欺である可能性があります。一般的に、自立したいい大人であれば一人暮らしで生活をしているはずですし、仮に実家暮らしであっても結婚を考えている相手なのであれば自宅に招いても問題はないはず。それなのに何かしらに理由をつけて絶対に自宅に上げてくれないというのは隠し事をしている可能性が高いです。
自宅に招いてくれないだけでなく、住所すら教えてくれないというのは怪しいと疑っても良いでしょう。

一緒に写真を撮るのを嫌がる

写真を撮られるのが苦手という人は案外珍しくありませんが、たったの1枚も撮らせてくれないというのはかなり怪しいと思っても良いでしょう。もしかすると、結婚詐欺師であるために後の証拠となるような写真を残したくないのかもしれません。
写真を撮ろうとすると、顔を背けるどころか怒るなど、過剰な反応を見せるときには何か少しおかしいかもしれないと注意深くなる必要があります。

両親や兄弟など家族に会わせてくれない

両親が健在で兄弟などもいるのなら、家族に会わせてもらうのは当然のことと言えます。結婚は当人同士だけのことではなく、家族同士の関わり合いでもあるもの。それなのに家族を紹介してくれないというのは結婚詐欺である可能性もあります。
家族の話になるとあやふやにされる、家族の写真なども見せてくれない、実家の住所や電話番号を教えてくれないなどの場合は詐欺を疑ってみましょう。

友人や知人に会わせてくれない

いくら友だちが少ないという人でも、1人や2人の友人知人はいるでしょう。これから結婚をするのであれば、結婚式に呼ぶ予定の友人や知人に挨拶をしておく必要もありますし、結婚相手のいろいろなことを聞きたいからこそ、友人知人には会っておきたいですよね。
しかし、結婚詐欺師の場合は友人知人を紹介することはできません。何かしらの理由をつけて友人知人を紹介することをためらい続ける場合は怪しいと疑ってみましょう。

個人情報を教えてくれない

実際に結婚詐欺被害にあった人の中には、相手のLINEしか知らないという人もいます。行方をくらましたときに困らないよう、必要最低限の連絡先や個人情報しかターゲットには伝えてないのです。
「電話は苦手だから」「連絡取るにはLINEで十分」など、それらしい理由で個人情報を開示することに抵抗する場合には、結婚詐欺である可能性もあることを意識しておいたほうが良いかもしれません。

会社や仕事について曖昧にされている

勤めている会社や仕事内容について、あまり詳しく教えてくれないという場合も怪しいと言えるでしょう。「大した会社じゃないから」「役職もついてなくて恥ずかしいから」などと言って名刺も見せてくれず、会社名や連絡先も教えてくれないというケースもあります。
「プライベートな時間のときには仕事のことは忘れたい」などとそれらしいことを言ってくることもあるので注意が必要です。

入籍を先延ばしにされている

「婚約をしているはずなのに具体的な入籍日については考えてくれない」「予定していた入籍日を度々延期させられている」など、なかなか結婚に踏み切ってくれないという場合も要注意です。もしかすると、もともと結婚なんかする気持ちはなく、金銭を要求するためだけにずるずると交際を続けているだけかもしれません。
結婚を約束しているのにお金を貸すばかりで入籍はしてくれないという場合はかなり怪しいと疑い、早めに知人や興信所に相談することをおすすめします。

結婚詐欺は興信所の調査で明らかにしよう!

幸せいっぱいの婚約期間中に、まさか自分が騙されているなんて考える人はいないでしょう。もし薄々疑ってはいても、相手のことを信じたい、騙されているだなんて思いたくないという気持ちが勝ってしまうこともあるかもしれません。
しかし先述している通り、現代には結婚詐欺被害がたくさんあります。もしかして……と少しでも不安に思っているのなら興信所に相談ください。アーガスリサーチは実績と技術のある創業40周年の興信所です。結婚詐欺を見破るための調査も行っております。調査をしていることが相手にバレることはもちろんなく、しっかりと調査をいたします。無料相談もご用意しておりますので、まずはお気軽にお問合せください。