浮気発覚の原因とは?
一昔前の浮気発覚の原因
不倫(浮気)は、普通世間で使われる一般的な表現で、法律的には「不法行為」となります。
人はみな簡単に浮気しますが、簡単に法律違反をしているのであって、その結果、人生最大の危機に瀕する場合もあります。
とにかく、不用意に行えることではありません。
日本にもその昔厳しい定めがあり、殺されても文句が言えませんでした。
徳川家康の最初の妻(築山殿)は家康の家来と浮気しました。昔風に言うと「不義密通」です。
家康の妻のほうはさすがに表だって何のお咎めもありませんでしたが、可哀想にイケメンの家来の方は嬲り殺しにあいました。なんと路上に埋められ顔だけ出した状態で、道行く人たちに投石させたのです。
そばに立札が掲げられ、「この者不義密通の罪を犯した者である。」
簡単に説明しますと、してはならない天下人と浮気したからみんなで懲らしめよう、ということです。
この時代、庶民が浮気しようものなら、例えば、女房だったら、間男の相手と共に戸板にくくりつけられて川に流されました。
今はなくなりましたが、韓国には最近まで「姦通罪」というのがあり、訴えられれば警察に逮捕され留置され裁判で罰せられました。
確か、日本のプロ野球で名を成した選手が母国に戻って妻以外の女性と浮気して、逮捕されたというニュースが流されました。
近代日本は幾分お上品になって姦通罪も撤廃されましたが、それでも「浮気」をすると必ず何かしらの報いが訪れます。
浮気相手の配偶者から「損害賠償」を求められるぐらいは仕方ないとしても、少し前のニュースにあったように、秘書に手を出した弁護士が、男の大事な一物をちょん切られるという事件がありました。
その後、その弁護士がどうなったかは知りませんが、もしかしたら家族にも見捨てられてしまったかもしれません。ちょっとした浮気のために人生を棒に振ってしまった典型的な例と言えるでしょう。
では、なぜ浮気が発覚するのでしょうか?
一昔前の例で言うと
- 1)帰宅時間が極端に遅くなる
- 2)ネクタイやハンカチなど持ち物の趣味が微妙に変化する
- 3)家の電話がかかるととっさに自宅の時計を見る
- 4)妻との夫婦生活がなくなる
そうするうちに夫婦で浮気について小競り合いが始まります。
「貴方最近変じゃあない?」
夫のほうも暫くは適当にごまかしますが、毎晩、毎朝のように妻からチクリチクリと嫌味を言われ、遂に言ってはならない言葉を発します。
「そんなに疑うのなら探偵にでも頼んで調べてもらえばいいじゃないか!」と。
夫のほうは、「ふん、けちんぼの女房がそんなお金は使わないだろう」と高をくくりますがこれが大失敗。
それまで思いもしなかったのに、夫から「探偵」という言葉を聞き、妻は「その手があったか」と気づきます。
翌日の午後一番、妻は某探偵事務所のブザーを押していた・・・。
浮気発覚原因の変化
最近は大きく様変わりして、浮気が発覚してしまう危険度一番は「携帯電話のメールや通信の記録」を垣間見られることでしょう。
帰宅した後も肌身離さず携帯を持ち歩き、トイレにまで持っていきます。
寝室ではさすがに電源を落としますが、夜中に起きてそっと履歴の確認などをします。
「あら、おかしいわね・・・」
勘のいい女性が、そんな夫の変化に気づかないはずはありません。
夫がシャワーをしている間にそっと開いてみると、出るは出るは女性からのラブメッセージの数々。
詳しく読んでいる時間がないのと驚きでパッと閉じるが、これで一巻の終わり。
夫の浮気を確信した妻は誰にも相談せず、某探偵事務所を訪れることになります。
現代の浮気発覚原因はやはり携帯電話
とにかく、携帯電話の普及は浮気している男性にとって、否、浮気をしている女性にとっても最大の敵となります。
特に進歩著しいスマホを高齢者は使わない方が身のためです。
「A子に送ったと思っていたら妻に送っていた」という失敗談もあります。
ある会社社長の失敗談。
朝、「かおるちゃん、おはよう。やっぱり雨になったね。気を付けて行ってらっしゃい」とメールを送った。3秒後、ノックもせず妻が部屋に飛び込んでくる。
ものすごい剣幕で「あなた、かおるちゃんって誰?」と言う。
夫の社長は瞬時に気づく。
苦しい言い訳に「あれぇ、間違ってきみに送っちゃったのか。ごめんごめん。昨夜銀座のガールズバーで、そのかおるちゃんって子と天気の話をしててさ、僕は降らないっていったんだけど、その子が絶対雨って言い張るからそんなメールをしちゃった。」
社長は我ながら上手い言い訳が出来たと思いましたが、この「かおるちゃん事件」は住んでいる町中の噂になり今でも語り継がれているそうです。